このブログの読者の皆様お久しぶりです。皆様はお変わりなくお過ごしでしたでしょうか?
数年ぶりですがこちらのブログを再開しようと思います。
ずっとブログの更新がなかったのは身体を壊してしまいずっと寝たきりの生活をしていたのが理由です。
長年頑張って貯めてきた貯金を切り崩しながら極貧を体験しまだ身体は完全に健康を取り戻しておらず
やっとまだ普通の生活まではいっていませんが
なんとか昨年の春に少しづつ働けるようになったので
また趣味のスノーボードや登山を再開しようと思います。
ゴルフはやっと昨年ラウンドできるようになりました。
身体を壊したきっかけは転職です。実は某テーマパークのキャストを長年勤めていていて
その時にこのブログを書き始めたのですがテーマパークのキャストは準社員であり将来のことを
考えて転職を数年前決意しました。
転職先は黄色い看板の某大手の中古ゴルフショップです。
ただこの転職は後悔するものでした。この企業は超ブラック企業だったからです。
仕事は一生懸命こなしました。会社からは過去3年分のカタログの
情報を覚えて接客すればいいと言われたもののでもお客様からしたら
カタログに載っている情報で接客されても嬉しいですか?
別にカタログを読めば良いわけでそんなんじゃ店員なんか
いらないと私は思います。
お客様にとって本当に欲しい情報はクラブを買おうとしたときに
そのクラブが本当に自分に合っているのか?
その方のゴルフに役に立ってくれるかかどうか?だと思います。
なので私はこれまで独学で学んだ知識を用い接客を行いました。
その店舗はその当時国内最大級の室内練習場を併設していましたので
新品のモデルであればその試打クラブ、中古のクラブであれば
そのクラブ自身を試打できる環境です。またゴルフゾンという
機械でしたのでトラックマンに比べたら精度は落ちるものの
飛距離や球筋だけでなくスイング軌道やフェース角、
バックスピン量といった細かいデータも確認できました。
ですのでお客様に実際に打ってもらったりまた今お使いのクラブを
お尋ねしてセット全体の重心距離や重量やシャフトの相性も勘案して
接客を行いました。それが自分の強みだと思っていましたので
普通、多くの店員はこのクラブ最新だから飛ぶんですよ~とか
○○プロも使っているからいいんですよ~みたいな接客を
行っていますがそれって危険だと思います。
クラブって薬みたいなものである方にとっては良薬になるものも
あれば別の方にとっては毒になるものもあります。
試打で何球も打っていれば慣れてしまって良いクラブと思っても
実際に買ってみたら今使っている他の番手との相性が悪くて
結果が伴わないといったことが起こりがちです。
なので自分が接客する場合いきなり試打するのではなく今の悩みを
お伺いし試打したいクラブだけではなく多分こっちのほうが
その問題を解決するようなクラブも試してもらったり
もし来店時に車にご自身のクラブがあれば試打室に持ち込んでもらい
仮に買おうとしているクラブがドライバーであればご自身のアイアンやFWなどを
交互に打ってもらい結果が良好であれば買ってもらう感じの接客を
行っていました。
もしその場で買っていただけなくても信頼を築くことが大事と
思ってました。
これは某テーマパークで学んだ「最高のおもてなしでリピーターになってもらう」
というフィロソフィーです。実際に買うタイミングでは私を指名して頂くことも多くありました。
ただ会社側やその店舗のマネージャーからすればそういったことは
どうでもいいみたいで高いものから売って行けとか
しょっちゅう嘘も方便と言われ嘘ついてもいいから売って行けと
教えられました。
でも私としてはそれは受け入れられませんでした。
某テーマパークで学んだ「最高のサービスを行いゲストにハピネスを提供する」
というホスピタリティの考え方とは真逆だったからです。
接客したのなら必ず買ってもらわなきゃおかしいなどとも言われました。
でもどうでしょうか?ゴルフクラブって高額な商品です。安心買取システムがあると
いってもお客様に合ってないクラブをお渡ししたらそのお客様を
裏切ることになりますので私は勢いで売るのではなく
慎重にクラブを販売していました。
その店舗の先輩方の行っていたように調子のいいことを言って
クラブを売るほうが正直売上が出ます。別にその方に合ってなくても
売れれば良いわけですからでもそれではお客様の利益には
なりにくいと私は思いました。
やがて私はマネージャーに目をつけられ接客中はストーカーみたいに
ピッタリそばにつけられ話を盗み聞きされ重心距離や重心角などと
いった用語を使った接客の禁止、その後試打を行っての接客の禁止
最後にはクラブの接客禁止で小物だけ販売しろということを
命じられました。
ボールや手袋といった小物だけでは売上は限られてしまいます。
当然毎月の数字は他のスタッフに比べて小さなものに
なります。
また勤務状況も最悪でした。
毎日十数時間にも及ぶ勤務時間、更に休みも月に数日のみ
休憩時間はお昼休みとして1時間はあるのですが
そのお昼休みも殆どが夜の6時や7時ぐらいになったり
または全く休憩時間がもらえずに朝から深夜12時まで
食事や水も飲めずに働くといった感じでした。
休憩時間がもらえなかった日は朝7時ぐらいに自宅で
朝食を摂ったあと帰宅して深夜2時まで食事がとれない
形になります。
こういった感じなので自分の時間も持てず
毎日4、5時間睡眠で無理して働いていました。
パワハラも酷かったです。この会社は毎日予算と呼ばれる金額を
売り上げなけれないけないのですが
売上が良くないとこの店舗の店長であるKマネージャーに
「お前は人間として最低だ!」とか
家族に障害で苦しんでいる者がいるのに
「お前は障○者か!」や「ばーーか!」とか
散々罵声を浴びせられました。
オンライン用のクラブの写真の仕事を任されたときには
「やっと○○さんにもできる仕事見つけましたよ~アハハハ」
と侮辱されながら業務をこなしたこともあります。
またある時は用事があって事務所に入室したのですが
入室した瞬間にKマネージャーにいきなり蹴飛ばされたりしたこともありました。
今でも汚い靴底で踏みつけられた屈辱は忘れません。
まだ世間で働き方改革の法律がが実行される前だったのですが
ある時人件費がかかるのが会社で問題になっているからと
店舗の閉店時間を過ぎたらタイムカードを退勤にして
サービス残業で働くように申し付けされました。
実際閉店時間から全部の仕事を終えるのに数時間かかるのに
その時間無給で働くのは無理でした。ただでさえ給与が安いのに
その分の賃金が入らないと生活に困るからです。
そのマネージャー自身はご自分の勤務時間が終わったら
それほど残業せずにまたご自分がお客様に指名された仕事も
部下にやらせて自分がすぐ帰るくせに
スタッフたちは毎日数時間残業させているのに
良心の呵責はおきないのでしょうか?
無給で長時間の残業はできないことを
伝えると「お前と一緒に仕事はできない」と言われ
この会社を辞めさせられました。
最終勤務日にK村マネージャーからかけられた言葉は
「遊びに来たら1割引きで売ってやるよ~」と馬鹿にしながら
言われました。新品のクラブはブランドにもよりますが
数割引きで販売することができるのですが
お前にはお客様よりも高い値段でなら売ってやるよという意味です。
私にだって誇りがあります。こんな企業からは
モノを買いたくありません。
ずっと無理をして勤務していたため常に激しいめまいに悩まされ
また心臓を痛め強い胸の痛みにも悩まされました。
そのため退社後、数年間働くことができず寝たきりの生活に
陥りました。一度社会復帰を試み働いてみたものの
やはり心臓の痛みが再発してまた寝たきりに戻ってしまいました。
某テーマパーク時代にずっと貯金をしていたため
それを取り崩しながら生活していました。
最後数千円しか残高がない通帳をみて
怒りや悔しさがこみ上げてきました。
昨年の春もう一度社会復帰を試み
少しづつ働けるようになって
今に至るのですが
この某中古ゴルフショップで働くことで
精神的にも肉体的にも追い詰められ
健康も財産も失い極貧も味わい
とても辛い経験をしました。
この会社はたくさんの中古ゴルフショップ、練習場を運営し
また今年からは男子プロのツアーの試合も主催しますが
正直関わりたくありません。あの辛かった数年間の怒りが
こみ上げてくるからです。
ここまで酷い内容の記事を書いてしまって申し訳ございません。
どうしてもこの会社はゆるせません。