時代錯誤かもしれませんが2番アイアンが欲しくなったので
自分で組み立ててみました。
2番アイアンのヘッドはジオテックゴルフ JF10 です。
ヘッドの重さは238gでした。
シャフトはダイナミックゴールド X-100 です。
カット前の長さは40.5インチ 130gです。
グリップはイオミックのX-gripを使用します。
重さは50gです。
ジオテック JF10 の画像です。
最初にシャフトのチップ側を加工します。
このヘッドの接着寸が30mmですので
30mmの長さのところにマスキングテープを貼り
接着する部分のめっきをサンドペーパーではがします。
めっきをはがすとこんな感じです。
クラブヘッドと中古のグリップを使い
仮組み立てした状態で長さを確認します。
そうすると長さが42インチでした。
39.5インチに仕上げたいので2.5インチカットすれば
いいことがわかります。
シャフトのバット側2.5インチに印を付けて
シャフトカッターで切断します。
シャフトをバット側2.5インチカットしたら
122gになりました。
次にソケットハンディツールを30mmに合わせ
ソケットをゴムのハンマーで打ち込みます。
ヘッドの内部をアセトンを染み込ませた
ティシュペーパーで脱脂します。
同じくシャフトの先端も脱脂します。
エポキシ接着剤アラルダイトです。
ラピッドとスタンダードの2種類があります。
アイアンの場合、
本来は頑丈なスタンダードを使いますが
今回はラピッドを使います。
シャフトが合わなかった場合他のシャフトに
リシャフトする可能性があるので
少ない熱でも壊れやすいラピッドのほうが
利便性が高いからです。
今回使うJF10はパラレルチップ用のヘッドで
ホーゼル内径が9.45mmで
シャフトがダイナミックゴールドのテーパーチップで
チップ径が9.0mmなので隙間ができます。
このまま接着すると危ないので
グラスビーズで隙間を埋めます。
アラルダイトラピッドを等量出します。
配分が違うと接着強度に影響するので
重要です。
この接着剤を割り箸などでよく混ぜ合わせます。
グラスビーズも紙の上に用意します。
シャフト先端に接着剤を塗ります。
ヘッド内部にも塗ります。
グラスビーズをまぶします。
ヘッドとシャフトを接着し
テープで固定して固まるのを待ちます。
1時間後、接着剤が固まりました。
今度はグリップを装着します。
両面テープをらせん状に2重に巻きます。
自分は太目のグリップが好みだからです。
グリップ交換溶液は高いのでベンジンで代用します。
ベンジンも危険ですがガソリンはもっと危険なので
使いません。
アイアンをラバークランプをかました万力で
固定します。
グリップの穴をティーなどで栓をして
ベンジンを注ぎます。
グリップに注いだベンジンを今度はテープにかけます。
一気にグリップをシャフトに装着します。
グリップが正しく装着されるように
向きなどを調整します。
別の同じグリップを隣に並べ長さなどを
確認します。
ラベルをシャフトに貼ります。
完成しました。
39.5インチ 416g D2に仕上がりました。
構えた感じはプル角度も付いていなくて
いい感じです。
ミズノMP33の3番アイアンとの比較です。
左がJF10 右がMP33です。
JF10のいろんな角度の写真
実際JF10を打った感想は
やっぱり難しかったです。